【「十四・五」プラスチック汚染防止行動計画】

(2021年10月27日 中央人民政府HPより)

・国家発展改革委員会と生態環境部は『「十四・五」プラスチック汚染防止行動計画』(以下「計画」)を発表した。
・まずはプラスチック使用量の削減を進める。「計画」では、レジ袋や農業用フィルム、マイクロビーズ等の化学製品の製造禁止を提案している。さらに小売業、EC、出前等の分野での使い捨てプラスチック製品の使用を大幅に削減する。
・次に、プラスチックのリサイクルを推進する。「計画」では、地級市以上の都市で家庭ごみの分別収集体制を整え、プラスチックのリサイクルを強化し、ごみを再生可能な資源に変える。リサイクルにより、下水排出量を約45%、エネルギー消費量を60〜70%削減する。
・最後に、主要な海域や景勝地、及び農村地域に昔から残されているプラスチック廃棄物の除去を進める。そして関係者の責任を明確化する為、「計画」では、具体的な37項目の責任部門を明確化し、地方政府の対応を改善する。また国家発展改革委員会と生態環境部は、汚染防止の為の特別タスクを実施していく。
(記事原文)