【国務院が「AI+」イニシアチブのロードマップを公表】(産業政策)

(2025年8月26日 中国人民政府HPより)

・ 8月26日、国務院は『「AI+」イニシアチブの深化実施に関する意見』を公表、「AI+」イニシアチブの実施に関する全体的な要求、発展目標、重点方向が明確化された。
・現在の中国では新たな科学技術革命と産業変革を牽引するAIが、国際競争力向上や経済発展のエンジンとなっている。
・「AI+」イニシアチブは2024年に初めて政府活動報告に盛り込まれ、今年の政府活動報告では継続的推進が提唱された。
・今回は「AI+」イニシアチブの実施段階目標を以下の通り明確にした。
 2027年までに次世代スマート端末やインテリジェントエージェントなどの普及率を70%以上に高め、スマート経済の中核産業規模を急速に拡大させる。
 2030年までに同普及率を90%以上に高め、スマート経済を中国経済発展の重要な成長エンジンとする。
 2035年までに中国は全面的にスマート経済とスマート社会の発展新段階へ移行する。
・これに対して西安交通大学の鄭南寧教授は「AI+」を原動力とした新たな生産力の育成は強国建設と民族復興の力強いエンジンになると述べた。

(記事原文)重大部署!中国“人工智能+”行动“路线图”来了_政策解读_中国政府网
https://www.gov.cn/zhengce/202508/content_7037929.htm