中国自動車市場の基本状況と発展の特徴

 

商務部市場建設司 陳林副司長


 商務部市場システム建設司は、商務部組織建設室が新たに組織した商務部の国内貿易機構の一つです。主要な業務は全国的なシステム建設を企画し、我が国の市場システムの標準となる法律体系を確立することです。それ以外に、具体的には商業を含め、外資を利用し、貿易を振興することです。そのため、本日は主催者の要求により、我が国の自動車市場と関連の政策の動向について紹介します。本日は中国と海外の自動車部品企業が一堂に会し、経験や情報を交換し、さらなる合作を模索することで、中外自動車部品産業の共同発展を十分に促進できるものと思います。中国企業が国際的な先進技術を学習し、国際的な成功体験を参考とすることで、国内自動車産業と国際的な先進的レベルの差を速やかに縮小し、我が国の自動車産業と関連業種の競争力を高め、国際的分業に参加することは重要な意義があります。まず今回の会議の円満な成功を祝うとともに、国内自動車市場に関する状況と政策動向を紹介し、皆様が中国市場の発展をさらによく理解する上での一助となればと存じます。


1.中国自動車市場の基本状況と発展の特徴
 国民経済の発展にともない、自動車産業と自動車消費需要は急速に増大し、自動車市場の規模は急速に拡大しています。1992年、我が国の自動車生産量は100万台を突破し、2000年には200万台を超えました。2002年には300万台に達し、今年は400万台を突破する見込みです。中国はまさに自動車生産大国になりました。1995年、我が国全体の自動車保有台数は1,000万台を超え、昨年末には2,000万台を突破しました。中国は潜在的な市場から現実の市場となりました。新車販売台数は大幅に増加すると同時に、中古車市場も急速に発展しています。近年、中古車販売額は毎年20%ずつ増大し、2000年までの中古車販売台数はすでに100万台を超え、新車販売台数の約3分の1を占めています。中国自動車市場の発展には、次のような際立った特徴があります。

(1) 市場動向 
 公的消費から個人消費への転換が実現し、2002年末には、個人の自動車保有台数は1,000万台に近づき、増加率47%で、全自動車保有台数の50%を占めました。個人の自動車保有台数の増加速度は自動車保有台数全体の伸び率を12%も上回っています。自動車取引市場は、個人の取引台数が全体の80%から90%を占めています。
(2) 乗用車が自動車市場需要を牽引する主動力に 
 ここ5年間、自動車販売台数は年平均19%の伸びで、そのうち乗用車の伸びは年平均22%で、2002年の自動車販売台数は前年を25%上回りました。乗用車の増加幅は昨年の2倍以上です。今年の上半期、自動車販売台数の伸びは300%まで高まりました。そのうち乗用車の伸び率は46%で販売台数は84万台と、自動車全体の販売台数の40%を超えました。
(3) 新モデルの投入 
 自動車のモデルは日増しに豊富になっています。自動車販売台数は増大し続け、多くの階層に適応した、消費需要の多様化と個体化に応ずるため、品質、価格、車種等の各方面で激烈な競争が展開されています。新車種が絶えず市場に投入されることにより自動車産業が推進されています。2000年には新車種の販売量は自動車全体の販売台数の5分の1を占めました。今年の上半期には40車種あまりの乗用車が次々と市場に投入されました。新車種の販売量は全体の3分の1を占めるまでになっています。
(4)中古車のランクや品質が向上
 市場で取引される中古車のランクや品質はたえず向上しています。新型乗用車が頻繁に投入されるのに伴い価格も大幅に下落し、中古車に利益をもたらし、さらに多くの主流乗用車が中古車市場に流入しています。中古車市場の主流車種は次々に値下げされ、北京中聯市場では、現在の取引台数は、98年以後に販売された車種が75%を占め、2000年以後の車種が30%を占めています。


第7回廈門国際投資貿易商談会・自動車部品国際合作セミナーより抜粋。詳細は「投資機構ニュース」96号に掲載

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