Vol.9 モバイルの達人をめざせ!その3「総集編」

  中国でのモバイル通信の方法を2回にわたって掲載しましたが、読者の方から「できない」という苦情をいただきました。そこで、メール設定のポイントを改めて整理しておきたいと思います。ここでご紹介する設定方法は、利用者が最も多いと思われるWindows98とOutlook Express 5以上を使い、日本の大手プロバイダが提携しているGRIC社の海外ローミングサービスを利用する場合の例です。


 

Step1 メールアカウントを作成

中国専用のメール・アカウントを作成します。最も簡単な方法は、Outlook Expressを立ち上げ、「ツール」→「アカウント」→「メール」で「追加」ボタンをクリックし、ウィザードの指示に従って作成する方法です。ここは、日本で使っているプロバイダの設定と同じにします。


Step2 接続先を設定

設定が終わったら、日本用のアカウントと区別するため、「メール」タブのウィンドウに表示されているアカウント名を変更します。新しくできたアカウントにカーソルを合わせ、「プロパティ」をクリックして「全般」タブにあるアカウント名を「××中国」と変えます。
 次に、「接続」タブの「追加」ボタンをクリックし、ウィザードの指示に従って接続先を設定しますが、「接続名」はアカウント名と同じく「××中国」とし、中国でのアクセスポイントの電話番号を入力します。
  ※このアクセスポイントは、GRIC社のホームページ(http://japan.gric.com/)で確認しておいてください。

Step3 TCP/IPを設定

(1)設定が完了したら、もう一度「接続」タブを開きます。そこに「××中国」と表示されているのを確認の上で、今度は「設定」ボタンをクリックします。「全般」タブが開きますので、先ほど入力した電話番号が正しく表示されているか確認し、また「市外局番とダイヤルのプロパティを使う」にチェックを付けます。

(2)次に、「サーバーの種類」タブをクリックします。何ヵ所かにチェックマークが付いていますが、「TCP/IP」以外は全てチェックを外し、「TCP/IP」ボタンをクリックします。それで現れた画面が「TCP/IP設定」ですが、ここでアクセスポイントのIPアドレスとネームサーバーアドレスを入力します。
※このIPアドレスとネームサーバーアドレスも、前もってGRIC社のホームページ(http://japan.gric.com/)で確認しておいてください。間違えやすいので注意。
  ほかのタブはいじらず、「OK」をクリックして、Outlook Expressのアカウントの画面を閉じます。

Step4 ユーザー名を設定

さて、ここからが大事です。コントロールパネルの「インターネットオプション」を開き、「接続」タブをクリックします。ウィンドウの中に「××中国」があるのを確認して、それにカーソルを合わせ「設定」ボタンをクリックすると、「ダイヤルアップの設定」のウィンドウがあります。そこに「ユーザー名」と「パスワード」を入力しますが、「ユーザー名」はフルドメイン(フル・メールアドレス)、「パスワード」は日本で使っているのと同じものにします。ほかはいじりません。
※ アクセスポイントがChinatelecom(電話番号が163か171)の場合は、「ユーザー名」はフルドメインの前にgric/を付け加えます。

Step5 ダイヤル方法を設定

最後に、ダイヤルの設定をします。コントロールパネルの「モデム」を開き、「全般」タブにある「ダイヤルのプロパティ」ボタンをクリックします。開いた画面で、「登録名」(北京など)、「国名」(中国)、「市外局番」(010など)、「外線発信番号」(0,など)、トーンかパルスかなどを設定します。

以上で、メールもインターネットもできるはず。もしこれでも接続ができないようなら、それは部屋の電話が使えないか、アクセスポイントが混んでいるか、あるいは電話とPCの接続に問題があるか、PC自体に異常があるか、いずれにしても設定以外の問題です。が、お困りの方は、以下にメールをください。
 それではモバイルの達人を目指して日々精進していきましょう。再見!

(自称・モバイルの達人R)

これまでに紹介した「その1」「その2」を読んでいない方はぜひこちらを!

 

 

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