Vol.54 中国娯楽指南・焦点影片いちおし映画/JIAO DIAN YING PIAN

「トリートメント」より
注目の新作を上映、「中国映画祭」開催(9.18-9.22 東京・有楽町マリオン他にて)

 日中国交正常化30周年記念のイベントとして、国際的にも高く評価されている7人の中国人監督による、新作・話題作が公開されます。
 



 まずは日本ですっかりおなじみとなった朱旭(写真左)、蒋[雨+文]麗による「トリートメント」。アメリカで成功した息子一家を訪れた老父が孫・デニスに中国の伝統的な民間療法、「刮沙 [病だれ+沙]」の治療を施すのですが、それが幼児虐待として告発され、一家を思わぬ事件へと巻き込んでしまいます。中国とアメリカ、異なる2つの価値観が浮き彫りになるなか、平和な一家が法によって引き裂かれることの矛盾を訴えています。舞台がアメリカという点、ほとんどが英語によるセリフという点でかなり新鮮な「中国映画」ですが、朱旭は相変わらずの名演技です。最後に劇的な展開がありますので、お楽しみに。

 

 「覇王別姫 さらばわが愛」で知られる、陳凱歌監督の作品は「北京バイオリン」。先の「鬼が来た!」で鮮烈な印象を残した姜文の「ザ・ミッシングガン」(右上)も注目でしょう。さらに日本でもロングランとなった「山の郵便配達」の霍建起監督がガラリと変わって都会で生きる女性を主人公にして撮った「ライフショー」(右下)も興味深いところです。
この他に「20世紀中国映像集」「珍貴自然集」など映像ドキュメントやアニメーションも23作品上映されますので、興味のある方は足を運んでみてください。

(「中国電影館」Yan)

どれも1、2回の上映ですので、こちらの公式サイトで上映日程をご確認ください。 

 

 

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