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Vol.48 出張の達人
出張の楽しみ「マイレージサービス」研究
なにかと苦労が多い中国出張ですが、移動のフライトでマイルが貯まることを思えば少しは楽しくなります。今回はみなさんのマイレージ利用状況とともに、上手な貯め方を考えてみましょう。
マイレージ加入状況
(うち複数加入60%) |
マイレージ利用状況
それぞれの加入者数を分母とする |

CX・・・キャセイパシフィック CA・・・中国国際航空 MU・・・中国東方航空
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| JAL無料航空券 59% |
| JALアップグレード 11% |
| JAL商品・その他 11% |
| ANA無料航空券 50% |
| ANA商品・その他 28% |
| JAS無料航空券 25% |
| UA無料航空券 50% |
| NW無料航空券 33% |
| CA無料航空券 33% |
| CAアップグレード 66% |
| MU無料航空券 100% |
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基本中の基本はやっぱり日系
当webサイト上でマイレージに関するアンケートを行いました。その結果、予想通りJAL、ANAといった日系航空会社のマイレージ会員が圧倒的多数。利用状況もこの2社が群を抜いていました。日系なら国内でのフライトでも貯めることができ、提携ホテル・レストランも多いのが魅力でしょう。またマイルを交換する際も無料航空券だけではなく、クーポン券や各種商品など少ないマイルから国内で利用しやすいのが支持されている理由のようです。
JALはアライアンス※こそ加盟していませんが、独自にアメリカン航空、エールフランス、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイ・パシフィック航空、ドラゴン航空と提携しているので、それぞれのフライトでもマイルが貯まります。
一方、ANAは14社が加盟するスターアライアンスの一員という大きなメリットがあります。先日はさらに韓国のアシアナ航空など、新たに3社の加盟が発表されました。(ちなみに現在中国線は1往復で4000マイルもらえるボーナスマイルキャンペーンを行っています<要事前登録>)。
JALとの経営統合を発表している日本エアシステムは、日系の中で無料航空券の譲渡制限※が無いのがメリット。こういう独自性は統合でどうなるか気になるところです。
※ 譲渡制限 貯めたマイルを無料航空券に交換する場合、各社で譲渡の規定が異なる。他人への譲渡が無条件で可能なのがUA、キャセイ、日本エアシステムなど。同伴するときのみ可能なのがルフトハンザなど。JALやANAは2親等までとなっているので、友人、恋人などの利用は不可能。
※ アライアンス 航空会社の国際的な提携関係でマイレージの相互加算などを行う。現在最大のスターアライアンスは14社が加盟している。ほかにアメリカン航空とブリティッシュ・エアウェイズ中心のワン・ワールド、スカイチームなどがある。 |
貯めやすさで評価の高い米系
ついで多かったのが、UAやノースウェストといったアメリカ系航空会社の会員。マイレージにくわしい方ならご存じかもしれませんが、これらは日系よりもマイル獲得の条件が厳しくなく、無料航空券の利用も家族以外でも可能です。日系のマイレージが3年などの有効期間を設けているのに対し、有効期限なし、というのも強みです。
北京便、香港便を就航させているUAは前述のスターアライアンスでANAなどとも提携していますし、有効期限なし、格安航空券でも100%マイレージ加算されるため、貯めやすさでは一番。世界中の「マイラー」に支持されています。また安い中国系の航空会社より、「マイルが貯まるから結局得」という理由でUAを利用しているという人もいました。
一方のノースウェストも北京、上海、香港への中国線があり、中国出張者にも多く支持されているのもうなずけます。
今後に注目!中国系
さて、注目は中国系航空会社のサービスです。「あるの?」と思う方もいらっしゃるでしょうが、それぞれ独自のサービスを提供しています。今回アンケートでもすでに会員になって特典を利用している方がいました。日系や米系のサービスに比べると「まだまだ」という感じがしますが、中国国内線もよく利用される方はぜひ入会を検討したいサービスです。今は世界的なアライアンスに加盟していませんが、どの航空会社もその市場性に注目しています。今後外資系の航空会社との提携が進んでいけばより利便性も高まるでしょう。
各航空会社のマイレージサービスの内容をチェックするのならサイトが一番ですが、残念ながら現在のところ、中国系の航空会社に関しては日本語サービスはありません。中国語または英語となりますが、そう難しくはないのでサイトでチェックしておいて、チェックイン時やフライト中に申し込むのも手です。なにせ広大な中国。中国国内を利用するだけでも、けっこうなマイルが貯まるのではないでしょうか?
効率的にマイルを貯める方法
ほとんどのマイレージサービスはサイトからも入会できます。また会社によってはウェブでの入会にはボーナスポイントがつくなど、メリットがありますので、出張とフライトが決まったらぜひチェックしましょう。また入会手続が間に合わない場合でも、搭乗券の半券などで後でマイルの加算ができますので、捨てないように。(ただし半年以内など、有効期間があるので注意)
効率的にマイルを貯めるには、提携クレジットカードの利用が早道でしょう。会費が必要となりますが、通常のショッピングでマイルが貯まるので、たとえ出張、旅行の機会が少なくてもコツコツと貯めることができます。
提携クレジットカードをのぞけばマイルサービスは無料ですから、いくつかに加入し、その都度利用する航空会社のマイレージサービスを利用して貯めていけばいいのですが、ここで少し迷うことがあります。前述のようにスターアライアンスは加盟14社。中国出張にUAを利用する場合、UAでマイルを貯めるか、ANAで貯めるのとどちらが得なのでしょうか。
提携航空会社のマイル加算率は同じスターアライアンス内でもバラバラです。下の表でわかるように、例えばエコノミークラスのPEX料金は全日空なら70%の加算ですが、UAなら100%の加算率なのです。さらに国内線(全日空)を飛ぶ場合も加算率は、UA、全日空ともに同じ。どちらで貯めると得かは、(これを言ってしまえばみもふたもないのですが)まさに個人の事情で異なってきます。 おおざっぱに言うと、いつも出張はビジネスや正規料金で、という方なら日系、格安航空券を利用している方なら米系、ということになるでしょうか。ちなみに貯めやすいUAでマイルを貯めて、ANAの国内線の無料航空券を利用する、という使い方が出来るのもアライアンスのメリットです。 (金斗雲)
マイル加算率の比較(単位:%)
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ビジネスクラス |
エコノミークラス(正規料金) |
エコノミークラス(PEX料金) |
格安航空券・ツアー |
| JAL |
125 |
100 |
70 |
50 |
| ANA |
125 |
100 |
70 |
50 |
| UA |
125 |
100 |
100 |
100 |
| NW+KLM |
150 |
150 |
100 |
100 |
参考文献:「海外(得)航空旅行術」(トラベルジャーナル)
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