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![]() 明前獅峰龍井 |
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Vol.37 出張の達人 いよいよ愛好者にとっては待ちに待った新茶の季節がやってきました!もうすぐ(もうすでに?)店頭でも新茶が並ぶことでしょう。以前に中国のおみやげの定番、中国茶の買い方のコツを紹介しました。その続編として、「明前」などの名前の意味をご紹介します。この時期に中国を訪れる幸運に恵まれたのなら、ぜひ新茶を手に入れてください。名前の意味を知っていれば専門店も怖くないはず。 「明前」がその年の一番茶
手元に「明前獅峰龍井」と「西湖龍井」、2種類の龍井茶があります。専門店に行けば値段は雲泥の差。第一「明前獅峰龍井」は市場に出回る一時期でないとお目にかかれない貴重な「ブランド」なので、見たことがない方も多いはずです。
一方、清明節から立夏までに摘まれるお茶を総称して「春茶」といいます(右図を参照。日付はおおよその新暦です)。これは青茶や紅茶についても使われます。他に収穫時期によって「夏茶」「秋茶」「冬茶」がありますが、当然「冬茶」は収穫できる範囲が限られるので、福建省や台湾などの青茶を指すことになります。香りがいいとされる春茶に対し、冬茶は味が濃く、甘みがあるので熱烈なファンもいるほどです。ただし、お茶の名前に「春茶」などがつくことはないので、これもお店の人に聞いてみるしかありません。(お茶の分類については前回分をご参考に) 「獅峰」は茶畑の名前 さて、杭州の西湖一帯で収穫される龍井茶を「西湖龍井」といいますが、さらに茶区、つまり茶畑は細かく分類されています。その中で最高級とされるのが「獅子峰」という畑です。わずか50平方mほどしかない小さな畑で、しかも摘まれるのは明前のみ。収穫時期、収穫量が限定されていて評価も高いために「明前獅峰」の値段は高くなってしまい、かつて上海のオークションで500g30万円の値段がついた、という逸話もあります。ワインでもロマネコンティが畑を指し、その収穫量の少なさから高価になっているのと似ているかもしれません。 なにはともあれ、獅峰龍井に限らず「明前」のお茶は、愛好者にとっては年に一度のお楽しみなのです。(yanyan) |
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