Vol.34 出張の達人 空港を上手に利用して快適出張を!

上海浦東空港

 空港は出張時に必ずお世話になる場所。今回は香港、上海の空港の知っていると便利な情報、待ち時間を過ごすのにいいスポットをご案内します。イライラせずに待ち時間を楽しむぐらいの余裕をもって仕事にのぞみましょう。

香港国際空港 今回の出張は広東省でしたが、広東省から日本に帰る場合、直接広州から日本へ帰 るルートと、深セン経由で香港から帰るルートがあります。今回は最終日が深センで したので、深セン経由で香港に入ることにしました。深センから香港空港に出るに は、(1)羅湖経由鉄道・地下鉄で行く、(2)ホテルからの直通バスで香港空港に行く、(3)蛇口からフェリーで行き、地下鉄に乗り換えて空港まで行くの3通りがあるそうです。羅湖経由もよく使われるそうですが、羅湖のイミグレは物盗りが非常に多いとい う地元の方の話を聞き、滞在のホテルから香港空港直行のバスで行くことにしまし た。深センの主要ホテルには大体ホテル前から香港行きの直行バスがあるそうです。
 途中2回のイミグレを通り、いちいち荷物を降ろさなければならないのは面倒でしたが、 これが一番確実な方法だそうです。イミグレの外にはバスが待っていますが、途中で バスが替わりますので、迷わないように胸にバス会社のワッペンを付けておきましょ う。空港へは約2時間です(といってもバスに乗っているのは30〜40分位でほと んどはイミグレの待ち時間です)。

 空港に着くとそこはもう香港です。人民元は使えません。お土産を買ったり、お茶 をするには香港ドルが必要です 。といっても、深センにいる間に香港ドルに両替する必要はありません。人民元の現金は空港の両替所(写真上)で 香港ドルに替えられます。最終搭乗口の手前まで両替所と土産物屋(売っている物は ほとんど変わりありません) はありますので、まずは中に入ってしまいましょう。土産物には丁寧に日本語で説明 も付いています(写真左)。
 最後に余った香港ドルと人民元は全て日本円に替えられますのでご安心を(人民元と 香港ドルをごちゃ混ぜにして両替窓口に出しても手際よく別々に両替してもらえます)。                                       (鯱八)

 
 ところでキャセイパシフィック航空利用者にお勧めなのが、「CXpress」という自動チェックインマシン。日本でも国内線ではもうおなじみですが、国際線で採用したのはキャセイが最初だそうで、さすが香港のキャリアという感じです。これでチェックインの列に延々と並ぶイライラもなくなるでしょう。「CXpress」は香港国際空港のほか、エアポート・エキスプレスの香港駅構内、台北の中正国際空港の3カ所に設置、順次設置場所を増やしていくそうです。また同航空のウェブであらかじめオンライン・チェックインしておき、この「CXpress」で搭乗券を受け取れば、今までの空港での手続きをすべてサイバースペース上ですませることができてしまいます。いかにも21世紀の出張スタイル、という感じです(と、そんな自分で酔ってしまったりして)。



上海浦東空港 飛行機のアクシデントによってチェックインをしてからターミナルでかなり足止めされました。時間つぶしに利用した、ターミナルにあるカフェテリアは値段が高い(牛肉麺が40元!)ことを除けば充実していました。
 なんとメニューに工夫茶(烏龍茶などを小さな茶壺、茶杯で飲む)や龍井茶、などがあります。そこで産地にも近い龍井茶を注文してみました。38元(プラスサービス料15%)と市価の何倍もしますが、中ジョッキになみなみとお茶が運ばれてきました。それほど高級な龍井茶ではないと思いましたが、お茶の葉がゆらり沈んでいくのをぼーっと見ながら過ごしていると、飛行機の遅延のストレスも解消され、思わぬいやしになりました。お湯がなくなったのでお店の小姐にお湯のおかわりを頼んでみるとちょっと意外そうでしたが(さすがにあまりいないらしい)、再び中ジョッキになみなみついで持ってきてくれました。もうこうなったら町なかの茶館状態です。3杯目はなくなったころあいを見て小姐のほうからお湯を足してくれました。こうして搭乗までの時間を過ごすのも悪くはないものです。
 また、リンゴジュースはなんとその場で絞ってくれる新鮮な生ジュース。これも高いのですが、とてもおいしかったと実際に飲んだ人から聞きました。(上海颱風)

 

 上海颱風さんのレポートにあるように、空港の飲食設備でのあまりにも割高な価格設定に関しては、最近新聞等でもとりあげられ、問題になっています。たとえば上海紅橋空港の「牛肉麺」はなんと50元、コーヒー1杯35元。
 こんな状況を変える救世主になりそうなのが、 おなじみ「マクドナルド」。前述の虹橋空港店がオープンしましたが、今後も浦東、首都空港と出店していく計画ということです。画期的なのは(それが当然のような気もしますが)街にある一般店とまったく同じ価格で販売しているという点です。ですから10元からセットメニューが食べられるわけです。決してマクドナルドを礼賛しているわけではありませんが、正当な価格という意味でストレスを感じることなく利用できるでしょう。割高なレストランでの食事、お茶にうんざりしていた人にはうれしいニュースです。

 

 

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