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Vol.31 出張の達人
おそらく出張でもっともお世話になる交通手段がタクシーです。以前に比べたらマナーもよくなったと言われますが、各都市によって少し事情は異なるようです。出張者にレポートしてもらいました。 |
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北京 オリンピック開催も決まり、タクシーに関しても次々と改革が進んでいます。
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| 上海
国際都市の名に恥じず、中国の都市の中でも快適に利用できると思います。中でも「大衆」(緑とシルバーのツートンカラー)や「強生」「農工商」「巴士」「錦江」といった大手のタクシー会社は車内の清掃も行き届いていますし、マナーも完璧。たぶん従業員教育が徹底しているのでしょう。まず行き先を告げると「○△ですね」と反復して確認しますし、下車時にはレシートを出してくれます。高架を行くか下の道かといった行き方を尋ねられることも。もちろん出張者にとってはよくわからないので「お任せ」になると思いますが、わざと遠回りされる心配もないというわけです。ただし都心では駐停車禁止のエリアも多く、車を拾ったり降りるのに苦労することもありますので、その点には注意が必要でしょう。
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広州 夜9時ごろ南国特有のしめった雨が降る中空港に着きました。国内線到着ゲート前にあるタクシー乗り場に並び、タクシーに乗ろうとしたのですが、行き先(中国大酒店)を告げても、どの運転手もドアを開けてくれません。首を横に振るだけで他のタクシーを当たれ、というジェスチャー。たくさんタクシーが停まっているにもかかわらず、ことごとく乗車拒否するのです。しかも中国人は次々にタクシーに乗り込んでいくのを見て、だんだん腹が立ってきました。そのうち運転手が何人か車から降り集まってきて、雨の中、値段交渉が始まりました。「80元なら行くよ」から始まり、次第に値段は下がっていくのですが、元々メーターなら20元ほどで行けるところ。正規の乗り場でこれでは納得できないので、絶対だめだと拒否しました。日本人だと見るや、この態度が不愉快でしたし、多くの日本人がこれであきらめて乗ってしまっているから、さらにつけあがるに違いないと思ったのです。
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昆明
花博が行われためか、タクシーもマナーはいいです。タクシーのフロントガラスなど目立つところに花や動物のイラストと数字が入った大きなシールが貼られていたりします。その意味を運転手さんに聞くと、中国語ができない外国人がタクシーを利用したあとでトラブルや忘れ物に気がついたときなど、車を特定するための目印だということでした。中国語ができなくても「ゾウの7番」と覚えていたら車を特定することが出来るというのです。だからこのシールが貼ってあれば外国人でも安心して利用できますよ、と言われました。すべてのタクシーに貼られているわけではありませんが、いざというときのために乗っているタクシーのキャラクターと数字を覚えておいてください。(写真提供:呉暁光さん) |
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