Vol.13 出張者の大満足スポット・成都
サクセスストーリーを生んだ評判の四川火鍋「皇城老媽」

 

 以前、北京で人気という「皇城老媽」を訪れ、これまでの辛い四川火鍋のイメージとは違う上品な火鍋を食べ、すっかりこの店のファンになりました。「老媽」と呼ばれたある年輩の女性が成都ではじめた火鍋屋さんが瞬く間に評判になり、ついに各地に大きな店を出店するほどまでに成長したというサクセスストーリーを聞き、成都に行ったらぜひまた食べてみたいと思ったのです。実際、成都でも「成都一おいしい火鍋」と評判ということでした。

 本店というべき「皇城店」に着いて、まずはその高級感にびっくり。レストランというより、まるでホテルです。高級車が次々と玄関に横付けされ、二人の男性がさっと車のドアをあけてくれます。
  案内された席に着くと、まず鍋のスープから注文。私たちは赤いスープ(紅湯)と白いスープ(白湯)が両方楽しめる「双味」(30元)にしました。紅湯は唐辛子やクコの実が入り、ただ辛いだけではない、味わいがあります。きけば30種類以上の原料や香辛料、薬草が入っているとのこと。このお店の人気の秘密はこのスープにあるのではないかと思います。一方の白湯はベースに使う材料が選べるのですが、今回は魚スープにしました。こちらはマイルドで紅湯で麻痺した(?)舌を正常に戻してくれます。
 具もバラエティに富んでいるのですが、お勧めは「老媽牛肉片」(50g6元)、「老媽嫩鶏片」(50g3.5元)。「牛肉片」は紅湯に、「嫩鶏片」は白湯に合うとか。他にカエルや川魚、四川でとれる新鮮なきのこ類を注文しました。これらを好みのスープで煮て食べるのですが、胡麻油とにんにくのタレが絶妙で、いくらでも胃の中に入ってしまいます。
 火鍋もさることながら、お店オリジナルの黒ビールがなかなかの味で、1400ml(70元)のピッチャーを次々とあけてしまいました。ほかにもオリジナルの「老媽紅」というルビー色をした薬酒もお勧めとか。
 予算は一人あたり100〜200元といったところでしょうか。

 今回私たちは7人で訪れ、1階の大ホールで食事をしましたが、バイキング形式のホールや会議室、個室もあります。さらに託児コーナー、茶館、カフェバーから四川の様々な資料を集めた資料館まであり、上の写真(これはエントランスにある壁)のように館内も四川の雰囲気にこだわった、凝ったインテリアになっています。
 ちなみにこのお店、外観はいくらでも写真を撮らせてくれるのですが、中に入ると記念撮影だろうが一切禁止。フラッシュをたくやいなやお兄さんがそっと近づき、「写真はご遠慮ください」と丁寧に断られます。それを知らないうちに何枚か鍋の写真は撮ったのですが、問題があるといけないので、ここには掲載しません。ですからそのすばらしい火鍋の様子はぜひご自分の目と舌でお確かめください。 とにかく四川らしい雰囲気の中、上品に火鍋をいただくなら絶対お勧めです。

(子龍迷)

皇城店
成都市二環路南三段
TEL:028−5139999
成都琴台店 
成都市琴台路20号 TEL:028−6148510

北京店 TEL:010−67798801

 

※ここに掲載されたお店の住所・電話番号などは変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

 

 

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