ファン待望の「中国映画祭2001」開催(9.15-28
東京池袋・新文芸坐にて)
かつて毎年行われてきた「中国映画祭」は、中国映画ファンにとって新作の中国映画がまとめて見られる絶好のチャンスでしたが、ここ数年開催されず寂しい思いをしていました。今回、その「中国映画祭」が復活。新作の公開はないものの、中国映画の真髄ともいえる数々の名作が一挙に上映され、まさにファン待望の企画といえるでしょう。
映画祭は「第1章 名作中国映画展」と「第2章 第6世代と呼ばれる監督たち」の2つのパートに分かれています。
「第1章 名作中国映画展」は文字通り名作ぞろいなのですが、中でも見逃した方にぜひお勧めしたいのが、東京でも異例のロングランとなった「初恋のきた道」(原題:我的父親母親)です。張芸謀が見いだした新星チャン・ツィイー(写真上)演じる主人公の純真な恋に必ず涙することになるので、ハンカチは必携です。
同じく張芸謀の「あの子を探して」(原題:一個都不能少) はドキュメンタリータッチで子供たちの自然な演技がまたまた感動的。わずか13歳の小学校の先生、ミンジの奮闘ぶり、生まれて初めてのコーラをみんなで回し飲みする時の子供たちの表情など、印象に残るシーンが目白押しの作品です。
また陳凱歌の「覇王別姫 さらばわが愛」では、レスリー・チャンの迫真の演技に注目してください。テーマとなっている京劇のシーンも圧巻です。(写真右)
一方、レイトショーで行われる「第2章 第6世代と呼ばれる監督たち」のラインアップも見逃せません。前回のこのコーナーで紹介した「こころの湯」の張楊監督のデビュー作「スパイシー・ラブ・スープ」(原題:愛情麻辣湯)や張元監督の「クレイジー・イングリッシュ」「ただいま」(原題:過年回家)、ロウ・イエ監督の「ふたりの人魚」(原題:蘇州河)(写真左)と最近の作品がそろっています。ポスト第5世代といわれる彼らの新しい感覚をつかむことができるでしょう。
(「中国電影館」Yan)
この映画祭の上映日程など詳しい情報はこちらの公式サイトをご覧ください。 新文芸坐ホームページへ
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