【ご報告】第9回中国国際投資貿易商談会(廈門)ミッション

 
2005.10.11up

 

 日中投資促進機構では、2005年9月6日から9日の4日間、福建省厦門市で開催されました「第9回中国国際投資貿易商談会(以下「商談会」)」への代表団派遣を行ないましたので、概要をご報告致します。

   
 本商談会は、中国商務部が主催する唯一の全国規模の投資貿易商談会であり、日中投促は第4回から6年連続での代表団派遣となります。

 商談会自体は9月8日から11日にかけて行なわれますが、当代表団は一足先に厦門に入り、商談会に参加する中央政府・地方政府の要人との会見や、厦門の企業訪問を行い、商談会開会式と商談会でのメイン行事である「国際投資フォーラム」への参加を主活動といたしました。(9日以降の商談会および各セミナーには自由参加で、事務局はアレンジのみ行なっています。)

廈門国際会展中心(メイン会場)

商談会開幕式での薄煕来商務部長

 今回の商談会には、当初は当機構の豊田章一郎会長が名誉団長として5年ぶりの参加をされる予定でしたが、台風の影響で急遽参加がとりやめになるといったハプニングがありました。当日は当機構の緒方謙二郎副会長(財団法人日中経済協会理事長)を団長に拝し、昨年より大幅に参加人数の増えた約50名からなる代表団として参加いたしました。 
 今回の現地での活動内容ですが、開発区・企業訪問においては、到着初日に厦門保税区管理委員会を訪問し、翌日厦門における初めての日系自動車部品産業として進出されている協富光洋(厦門)機械工業を訪問させていただきました。特に協富光洋さんでは小さな投資から徐々に事業を拡大していく初期段階において、非常に効率的な事業運営をされていることが印象的で、今後自動車産業が集積していくであろう上海および広州の両地域に近い厦門において、自動車部品産業が大幅に伸びていくのではないか、という可能性を感じました。

廈門保税区管理委員会 訪問

協富光洋社 訪問

 また、要人会見については、中央政府については、廖暁淇商務部副部長との会談、地方政府については、地元の福建省盧展工書記、厦門市何立峰書記をはじめ、四川省黄小祥副省長、湖北省韓忠学副省長、貴州省蒙啓良副省長など、外資誘致に積極的な地方政府トップと直接会談でき、地方の開発状況、外資導入に関して、大変有意義な意見交換をすることができました。加えて、参加人数制限の厳しい曾培炎副首相との昼食会や薄煕来商務部長との歓迎夕食会に昨年を大幅に上回る人数が参加でき、商務部および厦門市の投資機構代表団への気遣いを実感するに至りました。


緒方団長と廖暁淇商務部副部長

緒方団長と盧展工福建省書記
 
 商談会のメインイベントである「国際投資フォーラム」においては、豊田会長の講演予定原稿を、緒方団長が代読させていただきました。この講演においては、中国がアジアを基盤とする強固な経済圏の中心的存在として更なる発展を遂げるための今後の日中間の大きな経済協力のあり方として、「中国製品の付加価値を高めるために研究開発の分野に更に注力すること」、「企業活動を巡るルールの運用を強化すること」の2点を指摘いたしております。

国際投資フォーラム会場

国際フォーラムでスピーチを代読する緒方団長


 来年はこの商談会も第10回の記念大会になります。中国国内外から注目される国際イベントである商談会を、新しい法規の説明会や公聴会の場として積極的に利用していただくよう、事務局として申し入れてゆきたいと考えます。

 要人会見の議事録や、「国際投資フォーラム」での発言原稿をはじめとする活動詳細は、機構ニュース第119号で会員の皆様にお知らせする予定です。
   
【資料】薄煕来商務部長と豊田章一郎会長の国際フォーラムでのスピーチ内容はこちらからご覧頂けます。
  @薄煕来商務部長 基調講演内容(PDFファイル
  A豊田章一郎会長 基調講演内容(PDFファイル)


サイトの内容の無断転載、複製を禁じます。
Copyright© 2001-2004, JAPAN-CHINA INVESTMENT PROMOTION ORGANIZATION, All right reserved.